海外に住んだこともないので、銀行口座はどうしたら良いのやら…。
お金の管理は海外生活に密接にかかわることなので、
しっかり備えておきたいですよね。
海外赴任前、日本の銀行口座はどうしたら良いの??
銀行によっては、赴任前に口座解約しなければならないの??
この記事では、このような悩みを持った方へ、私が行った4つのことをご紹介します。
同じ悩みを持った方へ少しでも参考になればうれしいです。
目次
海外赴任前に銀行口座でやるべきこと
保有口座の洗い出し
まずは証券口座を含め、自分及び家族の持っている銀行口座・証券口座をすべて洗い出しエクセルでリスト化しました。
休眠口座がないか?
ここで注意しなければならないのが、自分が存在を忘れてしまっている口座がないか?ということです。
私は念のためタンスを整理したところ20年以上前にアルバイト先で作った口座があることが判明しました。(汗)
不要な口座はこれを機に解約
使っていない口座であれば、これを機に解約を検討しました。
なぜかというと海外での確定申告の必要があったため、その備えとしてです。
会社勤めの日本人にとっては確定申告に馴染みがない方もいますが、
海外では、国によっては毎年、家族全員の確定申告が必要です。
その際、自分(または家族)の保有する口座の残高や口座番号を申告する必要があります。
私の行く予定地アメリカでは、正しく自分の資産を申告しないとペナルティもあったりします。怖いですね…。
そのような理由から、できるだけシンプルな状態にしておいた方が、申告の際に楽だと思いました。これを機に使っていない口座はすべて解約することに。
休眠口座は手続きが面倒
休眠口座になっていたりすると、作成した支店まで行かなくてはならないケースもあり大変かもしれません。また姓が変わっていたりすると、戸籍謄本の提出を求められることも。なるべく一回で済むように事前にどのような書類が必要か銀行に問い合わせをしてから行くようにしましょう。
海外住所でも口座維持可能か確認
銀行によっては、海外に住所を移すと口座解約しなければならないところがあります。
自分の保有する口座が海外に住所を移しても口座維持可能か必ず調べておきましょう。
表向きは解約でも事情により継続可能かも
ここで注意すべきなのが、ネットで情報収集し、表向き解約しなければならない金融機関であっても、事情を話すと維持可能だったりするケースがあります。
例えば楽天銀行はHPには原則解約が必要とありますが、コールセンターの方に確認すると数年間の海外赴任で後に日本に戻る予定があれば、維持可能との回答でした。現にそのまま維持される方もいらっしゃるそうです。
残す口座は全てネットバンク契約
前にお話ししたとおり、国によっては毎年、確定申告が必要な場合があります。
その際に残高を海外でも確認できるようにしておく必要があります。
保有口座は全てネットバンキングで残高が確認できる状態にしておきましょう。
ただし、こども名義の口座は、ネットバンク契約できないケースがあるので注意が必要です。
これを機にすべて解約するか、口座を残すのであれば、日本にいる両親や兄弟など信頼できる人に通帳を預け残高確認を依頼し準備しておきましょう。
海外赴任は口座の断捨離チャンス
以上、私が銀行口座の準備として行ったことをまとめると、下記4つです。
- 保有口座の洗い出し
- 不要な口座はこれを機に解約
- 海外住所でも口座維持可能か確認
- 残す口座はすべてネットバンク契約
ここまで厳密に行う必要はもしかしたらないかもしれませんが、私は今回、この海外赴任を良い機会ととらえ、不要な口座の断捨離を行いました。
すっきりした状態で海外に行きたかったのもあり、整理を行うのにとても良い機会でした。
おまけ 手続管理に便利だったアプリ
複数の金融機関の手続きを同時進行で行っていると、「あれ?これはどこまで手続きしたんだっけ?」みたいなことも…。
そんな時、「Torello」というアプリがとっても便利でした!
このアプリについてはまた別の機会で記事にできればと思っております。