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「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」

投稿日:2020年8月24日 更新日:

今回は安田正さん著「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」(三笠書房)という本を読んでみました。

この本はこんな本

  • 気くばり力とは何かその抽象的な力について、「俯瞰・共感・論理・サービス精神・尊重」という5つの視点から説明
  • 会話テクニックだけの本ではない

「ちょっとしたことが圧倒的な差になっていく」こんなキャッチコピーがついているこの本ですが、まさに一流と呼ばれる人たちの気くばり力とはどのようなものなのか?ということについて具体的なエピソードを交え書かれています。

「気くばり力」という言葉のイメージから「会話力」についての本なのかな?と読む前は思っていたのですが、そのような表面的なテクニックだけでなく「俯瞰・共感・論理・サービス精神・尊重」という5つの面から思考法について書かれています。

この本から私が学んだこと~効果性と効率性

なにを隠そう私自身、この「気くばり」がかなり苦手というか面倒くさいと感じてしまう節があります。この本を読もうと思ったきっかけも会社の上司から「おすすめだよ」といただいたのがきっかけでした。きっと、思うところがあったのでしょう。(汗)

この本で感じたことは、「気くばり=人に時間とエネルギーを適切に投資することの効果を認識し行動する」ということです。前に読んだ「7つの習慣」にも「物には効率性、人には効果性を重視」というフレーズがありました。

例えば、この本の中には、とても素晴らしい講演会を聞いた後、その日のうちに手紙でお礼を送り、尊敬する方との関係づくりに成功した方のエピソードがあります。

手紙を書くという作業は、とても時間手間のかかる作業で、メールに比べると効率的ではありません。でもその方は、その手間をかけることにどのような効果が見込めるかを認識した上で行動しました。効率性より効果性を重視したということです。

効果性を重視するより効率性を重視する方が簡単です。効率性の方がわかりやすいし、効果性はもしかしたらすぐにはでないかもしれず、長期的に見て初めて認識されるものかもしれないからです。

この判断を瞬時に行い行動していける人が「一流の気くばり力」を持った人なのでしょう。また、どんな小さなことでも良いので「気くばりによる成功体験」を一つ経験できれば、「気くばり」の大切さを身をもって認識することができそうです。

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