仕事でもプライベートでも、ものやサービスを購入する場合、相見積もりをとる機会がありますよね。
良い商品やサービスをより安く購入できることが何より。しかしそこに固執するあまり、相手に不快な思いをさせていないだろうか…。
今後も何かしらの形で継続的にお世話になる予定の相手であれば、良い関係を保っていきたいですよね。
安く買いたい!でもどの会社さんとも今後も良い関係を保ちたい
お互い気持ちよく取引をするため、どんなことに気を付けたら良いの?
相見積もりのマナーって何だろう?
この記事では、私が、仕事でリース契約の相見積もりを取る際に気を付けていることを書いていきます。少しでも参考になれば幸いです。
目次
【決定前】の相見積もりマナー
相見積もりを取ることを伝える
まずは、どの会社にも「相見積もりを取る予定である」ということを必ず伝えます。
営業担当者も売上予測を立てています。見積を取った時点でほぼ確定的であると思って動いていた場合、不採用になれば相手会社さんにも迷惑がかかります。また心理的にも大きく落胆させてしまうかもしれません。
そのような事態を防ぐため、相見積もりをとることは必ず伝えるようにしましょう。
同じ見積条件でフェアな取引を
例えばリース契約の場合は、満期後の取り扱い・残価設定・期間・含める費用・含めない費用など様々な条件があります。これらの条件をすべて同じ内容かつ明確に相手に提示して、見積書を作成してもらいます。また見積依頼をするタイミングも公平性を考えて、できるだけ同じにしましょう。
納期がある場合は必ず伝える
一番安い会社さんにお願いしたが、納期が間に合わなかった…
このような事態を防ぐために、いつまでに見積書をもらいたいか・納期をいつまでにお願いしたいかも最初に必ず伝えましょう。
サービス内容の確認
例えば車両リースの場合は、名義変更手続きをリース会社さんが代行してくださるところとそうでないところがあります。このあたりの含むサービス・含まれないサービスもしっかり確認するようにしましょう。
ライバル社の見積を明かさない
見積書をもらった後は、会社さんによって価格面の違いは一目瞭然です。
しかし、リース会社を決定する前に、底値の見積書を相手会社に見せて価格を下げさせることは、行わないようにしています。
お互いフェアな取引を行い、今後も良い関係を築くことを優先させた方が長期的にみれば良いという会社の方針からです。また、動向を見て「見積書を出しなおしたい」と言われた場合もお断りして最初の条件で決定をするようにしています。
<決定後>の相見積もりマナー
不採用の相手にも忘れず連絡
会社決定後は、残念ながら採用されなかった会社さんにも必ず連絡を入れます。その際は、伝言ではなく必ず直接お伝えする・感謝・今回は成立せず申し訳ない気持ち・今後もよろしくお願いしたいの3点を必ず伝えます。
決定会社名を他社に明かさない
決定した会社の名前はあえて明かささないようにしています。求められた場合でも、会社名はあえてぼかし、何番目でしたという情報にとどめています。
こちらの方がフェアな交渉を心がけているという点で、相手に与える印象は良いかと思います。
決定額は自分から答えない
前項同様、決定額についても自分からは答えることはしていません。次回の参考にと相手から求めれた場合には、おおよその額をお伝えしています。
まとめ
以上、相見積もりを取る際に私が心がけているマナーについて書きました。
まとめると以下の8つです。
- 相見積もりを取ることを相手に伝える
- 条件は全て同じにしてフェアな取引を
- 納期がある場合は必ず伝える
- 含んでいるサービス・含まれないサービスを確認
- 競合相手の見積条件を明かさない
- 採用されなかった会社にも必ず連絡を入れる
- 決定した会社名を他社に明かさない
- 決定額は自分から答えない、聞かれたらおおよそを伝える
共通して言えるのは、今後も御社と良いフェアな関係を築いていきたいという姿勢を見せることだと思います。
以上、私が相見積もりを取る際に心がけている8つのことについて書きました。
少しでも参考なれば幸いです。